幸せ のカタチ
去年出会った リアちゃん
アメリカを拠点に生活していた彼女が
4月から本格的に曽於市で暮らし始めた。
ずっと気になっていた彼女の所有する
#感謝ファーム へ行く事が出来た
同じ町内に住んでいてもなかなか行く機会の無い場所にあった
彼女は 畑仕事を始めた事も最近の話
正直草取りもめんどくさい
しんどいよね と 素直に言葉にするあたり
彼女らしいなと 感じられるのは
自然体に 全てを受け入れながら生きている
姿が とても気持ち良い彼女
ただ、信念はしっかりと持ち
大切に育てている植物に止まる天敵の虫たちには容赦なく 素手で戦っていた
私の畑仕事より明らかに
ワイルドな感じがなんとも言えず
彼女の本気度を感じる
フィアンセのロバートも 黙々と体力仕事を
次々とこなして行く
彼女の畑に撒かれた種は実をつけたくさんの
収穫が これからの季節更に見込める
たくさんのおみやげを頂きその夜に早速
調理した 素材の甘さをたくさん感じる
パスタ
本当に美味しかった
彼女の生き方 考え方 これからの事
なんでも 興味を持ってしまう私は
いろんな事を 質問したが
彼女の言葉で 一番印象に残っていること
それは
「私って 本当に何にも出来ないんだなって思って」
という 言葉
印象に残っていることも そうだが
共感出来たという気持ちにも近い。
私は 特に二十代 、三十代前半
本当に自分の事しか考えていなかった
1人で 生きているような気で生きていた
35歳を過ぎた頃から 本当に自分の小ささ
自分の出来ない事ばかりが目につき過ぎて
情けない自分とばかり 向きあっていた
今でもそうだが 惨めになる事
を きちんと正面から 受け止めて
助けてもらおう、お礼を伝えよう、謝ろう
を 心かけられる様になれた
これが当たり前なのだが 私には
最近になってようやく 理解出来て意識できる様になった
リアちゃんの周りには いつも助けてくれる人が居る
彼女が困っていたら 手伝ってくれる
彼女の家に 御飯を届けてくれる人
彼女の家の冷蔵庫には いろんな人から貰った戴き物でいっぱい
彼女の姿勢 存在が周囲の人々を惹きつけ
動かしていること そのもの
私も その中の1人
だが
彼女とロバートにも 助けて‼️と
遠慮なくお願いして 茶工場の掃除をお願いしている
ロバートが来てくれた初日にそっと撮影した
英語がまるでダメな私に代わり
説明しながら 働いてくれたリアちゃんには
感謝している
リアちゃんを身近に感じる様になって
幸せ を改めて考えることが増えた
ふとした瞬間に 感じることが 幸せの感じ方だった私にとって 幸せを意識しながら
考え 歩むことって 大切だと思った
日々、完璧に一生懸命 真面目に生きるより
どんな辛いことも 楽しむことを意識して
生きていくことが 私の考える幸せのカタチ
を作っていく様な 気がする
私は この地に根を張り
生きていくスタイルだけど
リアちゃんはまだまだ これから楽しい
航海が待っている
彼女のみやげ話をまた この感謝ファームで
聞く日を心待ちにしながら 幸せに過ごしたい